更なる活躍を!
場所を選ばない働き方「リモートワーク」
場所を選ばない働き方として今注目の「リモートワーク」についてご紹介します。最近は働き方改革の影響で働き方の多様化が進んでいますが、リモートワークもまさにその1つです。「今はまだ身近に感じない」という人も多いですが、IT技術の発達や少子化による労働人口の減少を受けて、今後導入する企業は増えていくと予想されます。特に結婚・出産を考えている働く女性は、育児と無理なく両立できる新しい働き方を知っておくといいでしょう。
自宅に限らず好きな場所で働ける
最近では、リモートワーク、テレワーク、在宅勤務といった言葉をよく聞くようになりました。いずれも会社に出勤しない働き方を指しており、ひと昔前までは考えられなかったことです。しかし、最近はIT技術の発達によって遠隔でのやり取りが容易になり、オフィスに行かなくてもある程度の仕事が完結できる時代になりつつあります。出社しない働き方はまだまだ日本企業全体に普及しているとは言いがたいですが、一部の先進的な企業ではすでに導入が始まっています。今後ITの発達や労働力不足を背景に、さらに多様な働き方が広がっていくことが予想されます。
リモートワークは、自宅で働く「在宅勤務」よりさらに自由度の高い働き方で、自宅に限らずカフェやコワーキングスペースなど、自分の好きな場所で仕事ができます。
リモートワークのメリット
リモートワークのメリットの1つは、通勤時間がなくなること。都市部では通勤に1~2時間かけている人も多いですが、自由に働く場所を選べるリモートワークであれば、その時間をカットできます。その分仕事に集中し、家事や育児に専念する時間が生まれるので、1日の生産性が大幅にアップするでしょう。「会社にいるとあれこれ用事を頼まれる」という人も、リモートワークなら仕事に没頭できますよね。自宅やカフェなど自分の好きな場所で働けるのも、気分転換になるかもしれません。
リモートワークのメリットが特に大きいのは子育て中の女性で、家で仕事をすればお昼の休憩時間にささっと家事を済ませることもできます。通勤時間がなくなるので、「保育園のお迎えに行くのに急いで帰る」というストレスがなくなるも嬉しいところ。子供の体調不良で保育園や学校から連絡があれば、すぐに自分が迎えに行けるという安心感もあるでしょう。リモートワークは「プライベートとのメリハリがつかなくなる」という意見もありますが、仕事中は家事をしない、週○日以上は出勤するという工夫をすれば、生活と仕事をうまく区別できるのではないでしょうか。
リモートワークできる職種
ここではリモートワークをしやすい職種の例を挙げてみました。
・エンジニア
・プログラマー
・デザイナー
・イラストレーター
・ライター、編集者
エンジニアやプログラマーはPCとインターネット環境さえあれば仕事ができることが多いので、リモートワークに向いている職種。デザイナーやイラストレーターは基本的に1人で仕事を完結させるスタイルなので、リモートーワークでかえって業務に集中できるかもしれません。また、ライターも文章を書いている時は1人の作業であるため、リモートワーク向き。編集者はコミュニケーションの多い仕事ですが、チャットやWeb会議を使うことで仕事仲間とやり取りできます。
以上、リモートワークに向いている一部の職種をご紹介しましたが、リモートワークが可能かどうかは企業の方針にも左右されます。子育てなどのプライベートと仕事を両立させたい!という人は、リモートワークという条件も頭に入れて求人を探してみてはいかがでしょうか。